先月納車したSR400です

全てボルトオン　メインハーネスの加工も無し

皆さん大好きなポン付けで構成された車両です

組み付けるのは簡単　でもそれができる部品を考えるのは凄く大変なんです

部品の開発の手間を考えると全てワンオフのショーバイクの一万倍ぐらい手間掛かってます

沢山の人に安価で気軽にカスタムバイクを楽しんでもらいたい

そんな気持ちで製作いたしました。

せっかくなので一つ一つの部品を解説していきますね。

今日はSR400/500用 ボンネビルタンクキット です

規制品のトライアンフレプリカタンクをSRに一番格好良く付くようにリサイズ

SRに合わせたトンネル　取り付けブラケットを作り直した一品です

ちなみ、本来のボンネビルタンクはこんな感じ

上下に長くてイモいですよね　

ダメなワケではないですがSRにそのまま着けるとちょっとどんくさい印象になります

下側20MMほどカットしたあと、鉄板内側で12Rほどで板金曲げ加工して

合計約26MMほど薄くなってます

自然な雰囲気になるよう上下に幅詰めしております

サイドのアールが強調されよりグラマラスに　でもシャープな印象になります

縦横比を変えることで一つの加工で相反する印象を同時に強調できるんです

見比べると差は歴然です

ちなみに左右の幅は下のタンクの方が細いんです（２mm程で実際はほぼ同寸です）

不思議でしょ　縦横の比によって下のタンクが太く見える人が殆どだと思います

これをよく言うカスタムバイクのバランス　カタギリマジックといいます

トンネルはSR400/500用 ガソリンタンク底板 を使い

理想的なクリアランスでフレームにフィット

１CCでも多くガソリンが入る用設計してます。

ちなみに容量約１０．５L　

１Lあたり20～35キロは当たり前のように走るSR　最低でも200KMは走れます

ボンネビルタンクの上下幅詰めはMOTORROCKでは良く施行する手法で

同様のガソリンタンクを使った車両が数台ありますので参考までに

今日もお疲れさまでした。