片桐 タカノリ

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ガソリンタンクの加工の仕方③

 今日はガソリンタンクの加工の仕方続きです。
仮溶接と溶接です。
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_21260422.jpg
まずは点付けです。 
50mmぐらい間隔で複数箇所溶接します。
両端を溶接してからではなく片側から順番に仮溶接していきます。
(写真では端面を折り返してリブを立ててますね、でもこれ本当は良い方法ではありません
本来はフラットな状態に仕上げてから
治具をつかってプレス加工でリブをつけるのが正解です
溶接で肉盛りしたり削って成型するような手法は薄肉の板金では御法度、
板材のまま求める形に成型する手法を考えることが上達の近道です。
写真のタンクは・・・・治具を作るのが面倒くさくて・・・ゴメンナサイ只の手抜きです)
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_21545904.jpg
話がそれました。リブについてはまたこんど
点付けで大事なのは板と板が互い違いにならないこと、
重なってしまったりしたらゴミ同然です
上の絵は悪い例ですね
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_21525967.jpg
こちらが良い例
両端をを点付けするのではなく、片側から止めるのは
二つのパネルの端面の円弧の長さが同じでない場合、
必ず余った部分がずれてしまうからです
手作業の誤差の辻褄を合わせる部分を踏まえて作業工程を考える 基本ですね
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_23002503.jpg
とはいっても、仮付けしてくうちに歪んでしまったりします。
ボクは写真のように細いマイナスドライバーで板を上下に押しながら
点付けしていったりします。もちろん時には当て金とハンマで成型したりもしますよ
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_23034273.jpg
沢山仮付けするのは、本溶接の時に熱で収縮して
板の合わせ面がずれないようにするためです。
合わせ面のズレをとことん嫌うのは、
溶接後のスムージングやハンマーによる成型作業を楽に進めたいからです。
板が重なってしまったりしたら
殆どハンマーによる板金作業はできなくなるといっても過言ではありません。
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_23141686.jpg
次は本溶接ですね、仮付けと違い今度は両端→真ん中→両端→両端の順番で
今溶接した箇所より遠い箇所を30mmぐらい溶接していきます。
母材に熱がこもるのを避けるためですね。冷ましながら溶接するわけです。
パテ成型はもちろんハンマーやドリーなどの当て金、イングリッシュホイールなどの重機を使うとしても
次の作業を少しでも楽にするため、丁寧な作業が大事です。
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_23260258.jpg
溶接終了、ビードの周りの変色した部分の広さで
どの程度の熱が加わったかよくわかりますね
沢山溶かしたら良いって訳でもなく
特に薄肉の素材に関しては裏まで溶けるギリギリを狙います
溶かし過ぎて裏が出すぎるとフラットにスムージングする際、次の作業が大変になります。
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_23314179.jpg

タンクの形状や求める仕上がりによってはバックシール
(治具で裏からアルゴンガスを当て酸化を防ぎ、冷却しながら溶接する手法)
をしながら溶接したりします。
ガソリンタンクの加工の仕方③_a0139843_21501277.jpg
綺麗な溶接ビードが引きたいのではなく、あとから板金成型する際に楽したいからです。

ナマケモノなボクは次の作業をどうやって楽するか いつもそればかり考えてます

今日もお疲れさまでした。




Katagiri / MOTOR ROCK by motorrock | 2018-04-04 22:57 | ガソリンタンクの加工の仕方