片桐 タカノリ
MOTOR ROCK
http://motorrock.net/
http://motorrock.net/
カテゴリ
全体Full Order
SR400/500
W650/400
ESTRELLA
grasstracker
250TR
Harley-Davidson
Z
CB
Parts
XS
サイレンサーの作り方
Other
ガソリンタンクの加工の仕方
Private
event
12・24ヵ月点検(車検整備)
車検
納車整備
日常点検・整備
以前の記事
2023年 09月2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
画像一覧
W650ハードテイル商品化に向けて
製作中のW650は全ての製作物・初回のテスト走行が完了して、各部品の表面処理に旅だっております。

でもミッドコントロールとハードテイル本体はモーターロックにあったりします。
塗装する前にデータ取りの最中です。
勿論製作前に設計・製図・数字の上での強度検討行っておりますが、実製作に入ると
あれやこれや変更箇所がでるもんです。
こっちの方がカッコイイ こっちの方が作り安い こうやったらもっと頑丈になるんじゃね
などなど・・・
なので再度完成品から寸法を計測しなおしデータを手直しします。

さらに手直ししたデータから製作治具を設計します
(商品化するつもりなので、短時間で車体無しでも作れるようにするためです)

今回の治具は寸法の取り方を今までと変えてみました。
今までは地面を基準に考える事が多かったのですが、
今回は車体の中心の面を基準にしてみましたよ
同じ事を繰り返すのではなく、常に違うやり方を試します

正確で迅速な作業をするため治具ですが、他にもいろんな事を考えながら設計します。
溶接の歪みや、オーダーでの寸法変更、治具への組み付けやすさ・治具からの取り外し
使わない時の収納 などなど・勿論コストも
さらにここから各部品を三面図に直します

商品になるにはまだまだ、先が長いです。
サンプル製作・テスト・製作マニュアル作り・原価計算・価格設定・材料・外部業者様との価格交渉・打ち合わせ・
材料手配資料製作・告知・取説製作・梱包資材の手配・販促資料製作・営業
そして売れてからのアフターフォロー
芸術作品では無く、商品であり製品でございます。沢山の人たちの魂がこもっています
ご期待下さいませ。

明日はミッドコントロールのデータ取りです。
今日もお疲れさまでした。
あ! それとこんな夜中に最後までこのブログを読んでくれた人にオマケです

カンの良い人なら上の絵で気付くでしょうが、車体右側の下のパイプが内側にオフセットしてますよね
これ実はこの部品のポイントなんです。
多くの車両は純正の状態で左側のフレームが外にでてます。理由はチェーンの逃げなんです
W650もそうです
車体を細く見せたい時やビンテージライクなコンセプトの車両作りの時
スイングアームやリジットフレームを作る際迷うところです。
左右同じにしたい 細くしたい
ハブやエンジンマウントもしくはミッション・クランクケースを加工して
チェーンラインを内側に寄せるのが一番カッコイイとは思いますが、
大作業になっちゃいます。
左右同じにするために右側を外にだすのは車体が太くなるし
ハブ周りがスカスカになってダサイ
んで発想の転換
左側を外に出すのではなく、右側を内に入れる事によって左側をオフセットしてます
意味わかるかな?
目の錯覚を利用してるだけなのですが、
ちょっとした気遣いで随分かっこよくなるんですよ
ちょっとしたオマケのお話でした。気にならない人にとってはどうでも良い話ですね
Katagiri / MOTOR ROCK
by motorrock
| 2018-01-22 22:48
| W650/400