片桐 タカノリ

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手曲げマフラーの日

 最近とっても暖かいです、今日も絶好の手曲げ日和ですね
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勉強し始めて4年目、全部で400本ぐらい曲げました。
まだまだ進化の途中ですが、
少しばかりノウハウが煮詰まってきたので、今日はウンチクたれます。
興味のある人は参考にして下さいね
(興味の無い人も、自分のバイクについてる部品のウンチクが語れるように勉強だと思って読んで下さい)
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まずは鉄栓、初期は木栓をハンマーで圧入して砂をつめてましたが、
ちょっと進化です、MOTORROCKでは自家製の鉄栓を使います。
一番の理由は砂を詰める時間の短縮ですが、他にも理由はあります。
ちなみにパイプとのクリアランスは、0.2mmぐらい
圧入ではなく手ではめて手で抜ける寸法が理想です。
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パイプの片側を溶接で蓋をして、反対側に栓をする のではなく両側に栓をします
写真のようにクランプを使って栓を抜けないようにします。
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3曲げのエキパイなので、あらかじめ治具にあわせて曲げておいたパイプを、
中間でクランプしてエンジン側を曲げていきます。
パイプのエンドではなく中間でクランプするのは公差を限りなく0にしたい部分が、
口元・エンドとは別にあるからです。
口元・エンドは溶接構造の設計なので、溶接時に曲げの誤差は補正が効きますからね
商品の設計の段階で手曲げのリスクを限りなく減らせるようにしてあるんです。

意味不明ですよね、大丈夫 わかる人にだけわかれば良いのです
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アルミの板は熱から治具を守るための遮熱板です、
これがないとクランプのネジがすぐにダメになっちゃいます。

実際に曲げる部分より大分広い範囲を暖めます。
さー曲げるぞ・・・・て思いきや
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曲げる前にもう一度鉄栓を締め込みます。
暖めるとパイプが膨張して砂が緩んでしまうんです。
鉄栓を使う本当の理由は曲げながら砂を圧縮できるからなんです。
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曲げ治具はこんな感じ、初期の頃より随分シンプルになりました。
この4年間で4.5回治具を作り直しましたが、多分これがベスト
ポイントは、

・スプリングバックを考慮して簡単に移動できる作りにすること
・ガイドのパイプは曲げたい曲げに忠実にトレースすること
・当店では多数のマフラーを製作するので、収納スペースを確保しやすい形状にすること
・クランプ部分を共用で使えるようにすること
そんな感じです

ちなみガイドのパイプは8φのOSTパイプを使用してます。
工場などの配管用の材料で、STKMより柔軟性が高く手でくねくね自由に曲げれます
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こちらは新商品のスポーツスター用のマフラーですね、複雑な3次元でも余裕です

個人的な意見ですが、与えられた仕事を100%こなして褒められるのはアルバイト
仕事は100%は最低ライン、

違いますね。100%は失敗です

120%が当たり前、150%こなして初めて評価されるのが仕事です。
同じ事を繰り返して現状維持するぐらいならたとえマイナスになっても
新しい事にチャレンジした方が長い目でみたらプラスになります

昨日の自分を超える事 常にそればかり考えてます
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このマフラー、まだ品番 価格 商品名 も決まってないのですが、すでに2本注文をいただきました。
ありがとうございます。
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去年の動画、今見ると下手くそすぎて恥ずかしいですね
この頃とは随分と違うやり方になりました。

今日もお疲れさまでした。


Katagiri / MOTOR ROCK by motorrock | 2017-06-06 21:17 | Parts