片桐 タカノリ

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W650 ボバーの続き

 今日もW650 リヤフェンダーとシートの取り付けです。
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まずはシートレールのメンバ 梁の事ですね
パイプで造ってあるカスタム車両が多いですが、モーターロックはちょっと違います。
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平板を曲げてコの字上のプレートを製作。
こいつを梁にします。日本車の純正で多く使われてる手法ですね。
理由は三つあります。

溶接の歪みを少なくすること

フラットな面があるので、シート・フェンダーのブラケットの取り付けが安易になること
(溶接箇所・部品点数を減らす事ができます。つまり破損する可能性を減らす事ができます)

フェンダー・タイヤとのクリアランスの確保に有利なこと
(メンバの取り付け位置の自由度があがるので、合成の高いフレームが製作できます)
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次はフェンダーステー 溶接箇所のない一枚板から製作します。
どうやって溶接せずに造るか? 
どうやって補強を入れずに造るか? 
どうやって肉厚の材料を使わずに造るか?
どうやって穴を開けずに造るか?
どうやって熱を入れずに成型するか?
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ナマケモノの僕は常に楽する事を考えてます。
嘘です、これでも下手くそなりに真面目に考えてるんですよ
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腕の良い医者は切らずに直す 
本当にうまい食材に調味料はいらない 
優れた木造建築は釘を使用しない

そういうのに似てます。

良くできたカスタムバイクは溶接箇所が少ない です

作業は案外アナログです。
よく同業者さまにブレーキプレスがあるからな~
なんて言われちゃいますが、単品製作で重機は一切使用してないです。
重機は治具のセットアップの問題と自由度の少なさの問題で
単品用の手作り治具があるんです。
道具じゃないですよ、大事なのは考えてチャレンジすることです。
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ラバーマウントはカワサキ純正部品です。
フェンダーなどの薄肉の素材の取り付けでM6ボルトを使うときに、
モーターロックで使用してます。
純正部品なので市販のグロメットに比べて高価ですが、
耐久性は僕の知ってる中で一番優れています。
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ちなみにフェンダーの穴位置もこだわってます。
フラットな面が最も少ないアールのトップを理想として
端までの距離を十分に確保できる位置
つまりもっとも丈夫な位置に穴を空けます。
金属疲労は曲がって戻るを繰り返して蓄積されます。
逆に言えば、曲がらない位置なら疲労しない(しにくい)という理由です。
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シートレールメンバにサドルシートのマウントと共締めで取り付けです。
溶接と同様、ボルトナットも少なく、シンプルで整備性も良く、
後々のカスタムも簡単にできるように
サドルシートのマウントを取り外せるように造るのは、
オーナー様が後々シートを変えたくなったときコストを安くするためです。

楽しくバイクに乗ってもらうために
一秒でも長くこのバイクを走り続けさせるために
僕が楽して儲けるために、これとっても大切

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将棋と似てます 一手先 二手先 三手先 さらにその先まで一生懸命考えます。
今日もお疲れさまでした。


Katagiri / MOTOR ROCK by motorrock | 2017-02-15 23:46 | W650/400